芥 外観写真

 

「芥(あくた)」は、ごみ、くず、ちり、取るに足らないもの、価値のないものを指すことばです。

芸術は本来、そうした、ふだん人々が気にも留めない、時にはけがれたものとして忌み嫌う事物にも光を当て、ネガティブからポジティブへの価値転換を誘う行為です。

見ているはずなのに見えていなかった風景、未知の美、目を背けていた事象を記録し、気づきを促す写真を提示します。

また、しばしば権力者や多数派から「芥」の如く扱われる少数派や表現者の側に立つという意志表明でもあります。

 

当館の紹介

京都・西陣、築80年の町家をリノベーションした空間に貴重な写真集5000冊を開架。

珈琲を飲みながら自由に鑑賞していただけます。

延べ30mの壁面では写真家の作品展を常時企画開催します。

営業時間・休日

ワンドリンク制

営業時間・休日は展覧会に準じます。